日本の金型業界は、中国をはじめとするアジア諸国に市場を脅かされてお り、それに対抗するため、高い品質を保ちつつ低コスト短納期の金型製造の ために作業工程の見直しなどの改善・工夫を迫られている。
 短期間使用の金型は低コストなアジア諸国に発注される事に対し、長期 間使用に耐える高品質・高精度の金型は、技術の高い国内メーカーに発注 されるケースが増えると思われる。
 長期間使用に耐える金型に求められる硬さを実現するのは「焼き入れ鋼」 であり、当社は焼き入れ鋼加工の高能率化の試作開発に取り組み、短納期、 高精度の焼き入れ型の製造を可能とし、他社との差別化を図る。
 

 


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測定器:日本アビオニクス(株)
コンパクトサーモTVS-2200
切削加工で発生する熱量は、工具の摩耗、破損、ワークの ひずみ等をひきおこす要因となる。いままで加工者が勘に 頼っていた部分を測定する。


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測定器:ノビテックPHANTOM Miro eX2
切削加工の際、加工機内はどうなっているのか、切粉はど の様に飛んでいるのか。近年高速化されたマシニングセン タの内部は、安全のため厳重に扉が締まり、加工液を使用 するため、実際に加工を目視する機会はあまりない。そこ で高速度カメラを加工機内に設置し、低切り込み、高送り の高速加工の映像を1/100秒の映像として撮影する。
 
時間(s)
測定器:(株)キーエンス レーザ変位計
(LK-Gシリーズ)
切削加工で発生する工具のたおれは、加工精度を悪くし 工具の寿命を短くする要因となる、加工精度が悪いと成 型品の不良、型合わせの時間増加等につながる為、放電 加工を選択するケースも多い。たおれ量が少なくなればより高精度な金型が製作できる。

測定器:(株)キーエンス
ひずみゲージ+NR600シリーズ
切削加工の際、ワーク(加工物)は、どのような変化をして いるのか不明である。実際に加工後、ワークはひずんでお り、ひずみをとるために、荒取り加工後、研磨機でひずみを とり、再度仕上げ加工をするケースも少なくない。熱量を 押さえる事でひずみも改善すると考えられるが、実際に加 工中にワークがどのようにひずんでいるのかを測定する。
 
各条件での工具の摩耗状態、
切削粉の観察を行い、加工条
件の最適化を行う。
 
 




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